- 応募数が最大2.8倍に増える
- 内定承諾率が34%向上する
- Z世代の54%が動画で企業を判断
「動画なんてうちには関係ない」と思っているなら、今すぐ考えを改めてほしい
この記事を読むとわかること:
- ✅ 採用動画を使う企業が「使わない企業」に比べてどれだけ有利か、数値で確認できる
- ✅ 国内外の中小企業事例から、成功と失敗を分けた「たった一つの違い」がわかる
- ✅ 明日からでも動ける、採用動画の具体的な始め方と優先順位がわかる
採用に動画を活用しているかどうか。
この一点で、今の採用市場では企業の勝ち負けがほぼ決まってしまっている。
「大手みたいな予算はない」「うちの規模で動画なんて大げさでしょ」
そう考えている経営者ほど、知っておくべきデータがある。
2026年、日本の有効求人倍率は1.26倍(厚生労働省・2025年末データ)で依然として高止まりしたまま。
求職者は「選ぶ立場」にあり、企業は「選ばれる努力」を強いられている時代だ。
データで見る|採用動画の効果は「想像の3倍」だった
数字1:応募数が最大2.8倍に増える
米国の人材テック企業Jobviteが発表したレポート(2024年版)によれば、採用ページに動画を掲載している企業は、掲載していない企業と比較して平均2.8倍の応募数を獲得している。
日本国内でも、リクルートワークス研究所の調査では、求職者の67%が「動画で職場の雰囲気を確認できた企業に応募意欲が上がる」と回答している。
テキストと写真だけの求人票を見ている求職者の目に、動画は圧倒的に「刺さる」。
同じ条件の求人が並んでいたとき、人は「見た」企業を選ぶのだ。
数字2:内定承諾率が約34%向上する
採用コンサルティング会社のSmashFlyが約500社を対象に行った調査では、採用プロセスで動画コンテンツを活用した企業の内定承諾率は、非活用企業より平均34%高かった。
理由は明快だ。
求職者は「入社後のギャップ」を極端に恐れている。動画で事前に職場・社員・業務内容を「体験」させることで、ミスマッチへの不安が減り、承諾率が上がる。
裏を返せば、動画を使わない企業は「ギャップリスクがある企業」として無意識に評価されているとも言える。
数字3:入社1年以内の離職率が22%低下する
LinkedIn(2024年採用トレンドレポート)のデータによると、採用段階で動画を通じて会社のカルチャーを発信していた企業の入社1年以内離職率は、発信していない企業より平均22%低いという結果が出ている。
採用動画のゴールは「応募を増やすこと」ではない。
「本当に合う人だけが入社してくること」が最終目的だ。そのフィルタリング機能こそが、採用コスト削減と組織安定に直結する。
採用動画は「広告」ではなく「フィルター」である。合う人を引き寄せ、合わない人を事前に離れさせるツールだ。
なぜ中小企業ほど「やらないと詰む」のか?
大手との認知格差は「動画」で唯一逆転できる
知名度で大手に勝てない中小企業が、採用競合として戦うための武器として、動画は現状「最もコストパフォーマンスが高いメディア」だ。
テキストの求人票では、大手も中小も横並びで表示される。
しかし動画があれば、「ここはどんな会社か」を30秒で体感させることができる。
中小企業の強みは「人の顔が見える」「社長の想いがある」「職場の雰囲気が温かい」こと。
その強みは、テキストでは伝わりにくく、動画でこそ輝く。
Z世代は「動画で判断する」世代だ
2026年の新卒採用市場の主役はZ世代(1997年以降生まれ)。
デジタルネイティブである彼らの情報収集行動は、圧倒的に「動画ファースト」だ。
就職情報サービス「マイナビ」の2026年卒学生調査では、企業を知るきっかけとして「動画(YouTube・TikTok・Instagram)」を挙げた学生が54%にのぼり、前年比7ポイント増。
「Webサイトは見ない、でも動画なら見る」という求職者は今後さらに増える。
採用ターゲットが変わったのに、発信手段を変えなければ、届かないのは当然だ。
成功企業と失敗企業を分けた「たった一つの違い」
失敗例:某中堅製造業(従業員80名・関西)
ある製造業の会社が採用動画を作った。
予算をかけてプロに依頼し、工場の設備を映した綺麗な映像を完成させた。
結果は?
再生回数は増えたが、応募数はほぼ変わらなかった。
原因は明確だった。「人が出ていなかった」のだ。
機械の動く映像はあっても、社員の笑顔も、社長のメッセージも、職場の会話も、何もなかった。求職者が知りたいのは設備ではなく「この会社で働く自分」のイメージだ。
成功例:某IT系スタートアップ(従業員30名・東京)
対照的に成功したのは、スマホで撮影した「社員インタビュー動画」をSNSに週1本投稿し続けた30名規模のスタートアップだ。
内容はシンプル。「入社前に思っていたことと、入社後に感じたこと」を社員に話してもらうだけ。
制作費はほぼゼロ。それでも半年で採用応募数が前年比3.2倍になった。
採用担当者いわく「ありのままを見せることで、逆に信頼してもらえた」。
磨き込まれた映像より、「本物の言葉」の方が求職者の心を動かす時代なのだ。
採用動画に必要なのは、高い制作費ではなく「本物の人間」と「本物の言葉」だ。
なぜ今、動画活用が世界的に加速しているのか?
世界経済の不確実性が「信頼できる企業」への需要を高めている
2025年後半から続く米中貿易摩擦の再燃、円安基調の継続、国内では物価高と実質賃金の伸び悩み。
求職者は「とにかく安定した職場に入りたい」というリスク回避志向を強めている。
こうした不安の時代に、求職者が重視するのは「この会社は安心できるか」という感覚的な信頼だ。
その信頼を最短時間で醸成できるのが、動画という「体験させるメディア」に他ならない。
グローバルでもTikTok採用、LinkedIn動画投稿、Instagram Reelsでの採用ブランディングが急増しており、日本の中小企業も例外ではなくなってきた。
明日からできる|採用動画「3ステップ」スタートガイド
STEP1:まず「社員インタビュー」1本から始める
予算も機材も不要。スマホで十分。
社員に「入社してよかったと思う瞬間は?」「どんな人に来てほしいか?」と聞いて、そのまま撮影する。
時間は1〜2分。編集は最低限でいい。
この「完璧じゃない感」が、むしろ親近感につながる。
STEP2:掲載場所を3点セットで揃える
- 📌 求人票(indeed・マイナビ等)に動画リンクを追加
- 📌 採用ページ(自社サイト)にトップで動画を埋め込む
- 📌 Instagram・YouTubeに短尺版(60秒以内)を投稿
この3点を揃えるだけで、求職者との接点が一気に増える。
STEP3:定期的に更新する「仕組み」を作る
採用動画は一本作って終わりではない。
定期的な更新こそが、求職者の信頼度と検索流入を高める。
月1〜2本のペースで社員インタビューや職場風景を追加するだけで、「この会社は継続的に情報発信している、信頼できる」という印象を与えられる。
経営者が一人で悩まなくていい時代になった
正直に言う。
採用に悩む経営者の多くが「何から手をつければいいかわからない」という状況にいる。
映像・Web・採用ブランディングを一気通貫で考え、「自社の魅力を正しく伝える」仕組みを整えることが、採用課題の根本解決になる。個別の施策だけでなく、会社のメッセージ・発信手段・採用導線を一体で設計している企業が、今の採用市場で勝ち続けている。
SOAでも同じ思想で、映像・採用ブランディング・Web制作を組み合わせた採用支援を行っています。
「自社に何が足りないかすら整理できていない」という段階からでも、ぜひ一度話を聞かせてください。
採用は会社ごとに事情が違います。神戸・愛媛発のクリエイティブエージェンシーとして、採用の悩み相談を無料で承っています。一人で抱え込まず、まず話してみることから始めませんか。