メインコンテンツへスキップ

サイトと動画を連動させて問い合わせを増やす方法

この記事のポイント

  • 訪問者の段階に合わせた動画配置が鍵
  • 哲学・姿勢を語る動画は長期資産になる
  • 広告・動画・サイトは一本の導線で評価する

「動画を作ったが、サイトに貼っただけで終わっている」「サイトのアクセスはあるが、問い合わせに至らない」——この二つの悩みを同時に抱えている会社は少なくない。結論から言えば、サイトと動画は別々のコンテンツとして管理するのではなく、訪問者の「理解→納得→行動」という一本の流れを設計する素材として連動させると、問い合わせは増える。この記事では、その設計の考え方と、3年後に資産として効いてくる実装の判断基準を整理する。

なぜサイトと動画は「別々に作ると失敗」するのか

サイトと動画を連動させない限り、両方の価値は薄れる。これが出発点の認識だ。

多くの会社では、Webサイトのリニューアルは「制作会社に依頼してページを更新する作業」として、動画制作は「映像会社に依頼して1本撮る作業」として、それぞれ独立したプロジェクトとして動く。結果として、サイト側は文字と静止画で会社の概要を説明し、動画は別のURLに置かれているか、トップページのどこかに埋め込まれているだけ——という状態になる。

この状態の何が問題か。訪問者は「サイトを読む」「動画を見る」という行動を別々に完結させることになり、両方の情報が頭の中でつながらない。サービスに興味を持った訪問者が動画を見て、次に進むべきページが見当たらず離脱する。動画は再生されているが、問い合わせページへの導線がないので「見たら終わり」になる。こういった構造的な損失は、コンテンツの質の問題ではなく、設計の問題だ。

「資産になる動画」と「流れて消える動画」の違い

動画は作り方と置き方によって、3年後に資産として残るものと、すぐに陳腐化して使えなくなるものに分かれる。

流れて消えやすい動画の特徴は三つある。第一に、特定のキャンペーン・時事・流行を前面に出したもの。半年後には文脈が変わり、公開し続けるのが難しくなる。第二に、担当者や特定のスタッフの顔・役職・実績が中心になっているもの。人が変わると内容が古くなる。第三に、サービスの価格や仕様の詳細を動画で話しているもの。価格改定のたびに作り直しが必要になる。

一方、資産になる動画の特徴も三つある。第一に、会社が「なぜその事業をやっているか」という理由と、それによって顧客・社会に何が変わるかを語るもの。これは5年経っても根本が変わらない。第二に、顧客が抱える課題と、その解決の考え方を説明するもの。思想や哲学に近い部分は陳腐化しにくい。第三に、制作プロセスや仕事の姿勢を見せるもの。これはサービス内容より会社の「在り方」を伝えるため、長期的な信頼形成に効く。

動画の企画段階で「これは3年後も使えるか」という問いを一度立てること。その答えが「難しい」なら、使い捨て前提の短期施策として割り切るか、普遍的な切り口に設計を変えるかを判断する。

訪問者の「理解→納得→行動」に合わせた動線設計

サイトと動画の連動で最も重要なのは、訪問者が「今何を必要としているか」の段階に合わせて、コンテンツを配置することだ。

訪問者の心理は大きく三段階に分けられる。まず「理解」段階——この会社は何をしている会社か、自分の課題を解決できそうか、を確かめる段階。次に「納得」段階——実績や実例、仕事の進め方を見て、信頼できるかどうかを判断する段階。最後に「行動」段階——問い合わせる、資料を請求する、など具体的な次の一歩を踏む段階だ。

動画をサイトに埋め込む際に多い失敗は、「理解」段階の訪問者に「納得・行動」を促す動画を見せてしまうことだ。たとえばトップページに詳細な制作事例紹介の動画を置いても、会社の概要すら把握していない訪問者には情報が重すぎる。逆に、問い合わせページ付近に「会社概要を説明する動画」を置いても、既に会社を理解して行動しようとしている訪問者には不要な情報になる。

段階別の動画配置の目安

  • トップページ・サービス概要ページ(理解段階):60〜90秒の会社紹介動画または課題提起動画。「こういう悩みを持つ人に向けた会社です」という文脈から入るものが機能しやすい。
  • 実績・事例ページ・サービス詳細ページ(納得段階):制作プロセス解説動画、ビフォーアフターを示す動画、仕事の背景にある考え方を語る動画。長さは2〜4分まで許容されやすい。
  • 問い合わせページ周辺・CTAボタン付近(行動段階):「相談のハードルを下げる」ための短い動画。担当者が「まずお話を聞かせてください」と話す30〜60秒のものが多く使われる。

この配置に加えて重要なのが、動画の直後に「次のページへのリンク」「問い合わせボタン」「関連コンテンツへの誘導」を必ず置くことだ。動画を再生した訪問者は、その直後が最も関心と温度感が高い。ここで次の行動を提示しなければ、関心は自然に冷める。

採用サイトにおける動画連動の特殊性

採用サイトは、会社紹介サイトや商業サイトとは異なる動線設計が必要になる。

採用候補者は、商品・サービスの購入者と比べて「意思決定に時間をかける」「感情的な共感を重視する」「不安の種類が多い」という特性を持つ。転職や就職は、金額の大きさだけでなく「毎日の生活が変わる」という不可逆性を含む決断だ。そのため、採用サイトに置く動画は、単なる会社の宣伝ではなく「不安を解消しながら共感を育てる」役割を担う必要がある。

採用動画で資産として機能しやすいのは、次の三種類だ。第一に、現場のスタッフが「仕事の具体的な一日・一週間」を語るもの。働くイメージが具体化されると、ミスマッチが減り、応募の質が上がる。第二に、経営者や事業責任者が「なぜこの事業をやっているか」を語るもの。信念や哲学は、候補者の価値観との一致・不一致を判断する材料になる。第三に、入社後の変化や成長を先輩スタッフが話すもの。「入社して何が変わったか」という実感の言葉は、求人票のどの文章よりも候補者に刺さりやすい。

採用サイトでの連動設計のポイントは、動画の後に「応募フォームへの直接リンク」だけでなく「もっと会社を知るためのコンテンツ(社員インタビュー記事・職場写真・よくある質問)」へのリンクも提示することだ。採用においては「行動」の手前に「もっと知りたい」という段階が存在する。この段階を無視して応募ボタンだけ出しても、候補者は離脱する。

広告との連動で「見てもらえる状態」を作る

良いサイトと良い動画があっても、そこに人が来なければ問い合わせは増えない。広告運用は、サイトと動画を活かすための「入口」として機能する。

広告と動画・サイトの連動で犯しやすい失敗が二つある。一つは、広告のクリエイティブ(広告素材)と、リンク先のページの文脈がズレていること。広告で「採用のお悩みを解決します」と謳っておきながら、リンク先が会社の総合トップページで採用支援の情報がすぐに見つからない——これでは広告費が無駄になる。広告はあくまでも「特定の悩みを持つ人を、その悩みに直結するページへ連れてくる」役割であり、汎用的なトップページに流すのは損失だ。

もう一つの失敗は、動画広告を「再生数」で評価して終わらせることだ。動画広告は再生されただけでは意味を持たない。「再生後に何をした人が、どのページに行き、どんな行動をとったか」まで追跡できる設計にしなければ、広告の効果も、動画の効果も、正しく評価できない。広告・動画・サイトは「ひとつの導線」として設計し、評価も一体で行う。

広告×サイト×動画を連動させる設計チェックリスト

  1. 広告クリエイティブのメッセージと、リンク先ページの冒頭の文章は同じ文脈で始まっているか。
  2. リンク先ページに、広告で訴求した課題を解決する動画が埋め込まれているか。
  3. 動画の直後に、次のアクション(問い合わせ・資料請求・関連ページ)へのリンクが設置されているか。
  4. 動画広告の「再生完了率」「再生後のクリック率」を計測できる設定になっているか。
  5. ターゲット別(業種・役職・課題)にページを分けることができているか、または将来的に分ける計画があるか。
  6. スマートフォンでの再生・表示に最適化されているか(訪問者の半数以上はスマートフォンからの閲覧が一般的)。
  7. 動画の字幕またはテキストサマリーがページ上にあり、音を出せない環境でも内容が伝わるか。

3年後を見据えた「更新のしやすさ」の設計

資産として機能し続けるコンテンツは、更新が難しい構造では維持できない。設計の段階から「誰が・どこを・どれくらいの頻度で更新するか」を決めておくことが長期的な効果を生む。

サイトと動画の連動において、更新頻度が高い部分と低い部分は明確に分けられる。更新頻度が低くてよい部分は、会社の哲学・ミッション・代表のメッセージ動画・サービスの考え方を説明するコンテンツだ。これらは2〜3年スパンで見直せば十分で、毎月触る必要はない。一方、更新頻度が高い方が良い部分は、事例・実績・よくある質問・スタッフインタビューなど、「最近の情報」として機能するコンテンツだ。

この区分を最初から設計に組み込んでおくと、担当者が変わってもサイト全体が崩れにくくなる。逆に、すべてを同じ管理システムで一体化させてしまうと、一部を更新する際に全体に影響が出て、結果として「触りにくいから放置」という状態が生まれる。

動画についても同様だ。長期資産として機能させる動画(会社紹介・哲学・代表インタビュー)は、撮影・編集の質に予算と時間をかけ、長く使い続ける前提で制作する。短期的な施策や特定キャンペーン向けの動画は、スマートフォンや簡易な機材で内製できる仕組みを持っておくと、外部コストを抑えながら情報の鮮度を保てる。内製と外注の役割分担を最初に決めておくことが、3年後の運用コストを大きく左右する。

まとめ

サイトと動画を連動させて問い合わせを増やすための考え方を、三つに整理する。

  • 設計の問題として捉える:問い合わせが増えないのは、コンテンツの質よりも「訪問者の段階に合った配置と導線ができていない」ことが原因であることが多い。理解→納得→行動という三段階に合わせてコンテンツを配置し直すことが最初の一歩になる。
  • 資産になるものを中心に設計する:動画は作れば終わりではなく、3年後も機能するかどうかで価値が変わる。会社の哲学・仕事の姿勢・課題解決の考え方を中心に据えた動画は陳腐化しにくく、長期的な信頼形成に効く。
  • 広告・動画・サイトを「一本の導線」として評価する:それぞれを別のプロジェクトとして管理している限り、効果は分断される。広告で連れてきた訪問者が動画を見て、次の行動に自然に進める設計を一体で考えることが、問い合わせの増加につながる。

サイトの設計、動画の企画・制作、広告の運用——これらを個別に発注していると、連動の設計を担う人が不在になりやすい。「どこから手をつければいいかわからない」という状態のままでいる必要はない。現状の課題を整理するだけでも構いません。まずはお気軽にご相談ください。

GET IN TOUCH

まずは、お話を聞かせてください。

日本のすべての挑戦者へ。あなたの「伝えたい」を、価値に変えます。

FAQ

よくある、ご質問。

お問い合わせの前に、最後の疑問を解消してください。

01

費用・見積もりについて

費用はどれくらいかかりますか?
案件の規模・内容により幅がございますが、中心となる価格帯は以下の通りです。

・企業VP / ブランドムービー:50万円〜300万円
・テレビコマーシャル:300万円〜2,000万円
・コーポレートサイト制作:80万円〜500万円
・採用ブランディング(Recufill):100万円〜400万円
・広告運用:月額20万円〜(運用費別途)

初回のご相談では、貴社の目的と予算感を踏まえ、最適なご提案をさせていただきます。
見積もりは無料ですか?
はい、お見積もりとご相談は完全無料です。

貴社の課題やご要望をお伺いし、最適なご提案と詳細なお見積もりをご提示いたします。「とりあえず話だけ聞きたい」という段階でも、お気軽にお問い合わせください。
予算が決まっていなくても相談できますか?
もちろんです。「何にどれくらいかかるのか分からない」という段階のご相談こそ、SOA の得意領域です。

他社では「予算を教えてください」と言われがちですが、SOA は貴社の目的をお伺いした上で、達成に必要な投資額の目安と、その費用対効果まで一緒に整理いたします。
02

制作期間について

制作期間はどれくらいかかりますか?
制作物の規模により異なります。

・企業VP・ブランドムービー:1〜3ヶ月
・テレビコマーシャル:2〜6ヶ月
・コーポレートサイト:2〜4ヶ月
・採用ブランディング:3〜6ヶ月
・広告運用:契約後即時開始

初回お打ち合わせから企画・撮影・編集・納品まで、丁寧に進めてまいります。
急ぎの案件でも対応できますか?
可能な範囲で柔軟に対応いたします。

ただし「速さ」だけを優先して品質を犠牲にすることはございません。実現可能な最短期間を、率直にご提案いたします。
進行中の状況は確認できますか?
はい、案件専用のチャットツールやプロジェクト管理ツールを通じて、進行状況をいつでもご確認いただけます。

定例ミーティングも、貴社のご都合に合わせて柔軟に設定いたします。「依頼主が見ていないところでも同じ仕事をする」── これが SOA の流儀です。
03

対応エリア・出張について

対応エリアはどこですか?
神戸本社を中心に、全国対応しております。
海外案件も対応していますか?
はい、グローバルビジネス部門にて、海外撮影・多言語コンテンツ制作・越境マーケティングまで対応しております。

アジア圏を中心に、欧米・東南アジアでの実績がございます。詳細はお問い合わせ時にご案内いたします。
出張費は別途かかりますか?
案件内容と現地までの距離により異なります。お見積もりの段階で、出張費・交通費・宿泊費まで明確にご提示いたします。

後から想定外の費用が発生することがないよう、初期見積もりで全費用を可視化することを徹底しております。
04

事業内容・サービス領域について

どんなサービスを提供していますか?
SOA は「4 つの軸」で経営をサポートしています。

・VISUAL(映像・写真):TVCM、企業VP、ブランドムービー、スチール撮影
・DIGITAL(Web):コーポレートサイト、LP、UI/UX、CMS 構築
・INTELLIGENCE(AI):生成AI 業務統合、AI 検索対応サイト設計
・GROWTH(マーケティング):広告運用、採用ブランディング、データ分析

単体での発注も、4 領域を統合した一気通貫の支援も可能です。
採用関連のサポートはありますか?
はい、採用ブランディング特化ブランド「Recufill(リクフィル)」にて、採用サイト・採用動画・企業文化発信まで一貫してサポートしております。

単なる求人ページではなく、「この会社で働きたい」と思わせる本質的なブランディングを設計いたします。
AI を業務に取り入れたいのですが、相談できますか?
ぜひ /ai/ ページもご覧ください。生成 AI(ChatGPT・Claude 等)の業務統合から、AI 検索エンジン(Perplexity・ChatGPT 検索)で引用されるサイト設計まで、専門チームがサポートいたします。

「便利だけど結局使っていない」を起こさない、現場に根付く AI 導入をお約束します。
ブライダル撮影もお願いできますか?
はい、ブライダル制作運営部門にて、結婚式・前撮り・出張写真撮影を承っております。愛媛支社を中心に、関西・四国エリアで多くの実績がございます。

企業案件とは別チームで運営しておりますので、詳細はお問い合わせください。
05

契約・支払いについて

契約の流れを教えてください。
以下の流れで進行いたします。

1. お問い合わせ・初回ご相談(無料・30 分〜)
2. ヒアリングと企画ご提案
3. お見積もり提示
4. ご契約・着手金のお支払い
5. 制作スタート
6. 中間チェック・確認
7. 納品・最終支払い

途中の進行変更にも柔軟に対応いたします。
支払い方法は?
原則として、銀行振込にてお願いしております。

着手金(30〜50%)と納品後の最終支払いに分けてお支払いいただくことが多いです。長期プロジェクトの場合は、月次の分割払いにも対応可能です。詳細は契約時にご相談ください。
機密保持契約(NDA)は結べますか?
はい、ご依頼前の段階でも NDA を締結可能です。お気軽にお申し付けください。

SOA は守秘義務を厳格に運用しています。制作実績の社名は、掲載のご了承をいただいたものだけを公開しています。
06

SOA という会社について

なぜ、社員を増やさないのですか?
「大きな会社」になることが目的ではないからです。

意思決定の速さ、責任の明確さ、品質の均一性 ── これらは、正社員が窓口から制作まで直接担当する体制でしか守れません。

「小さく、速く、強く」── これが SOA の構造です。
紹介がメインの仕事の流儀とは?
SOA の仕事は 95% が「経営者から、次の経営者への紹介」で始まります。

納品で終わらず、依頼主の事業がどう動いたかを共に見届ける。結果を出した依頼主が、次の経営者に SOA を渡してくださる ── この循環でしか、紹介率 95% は維持できません。

だから私たちは、納品ではなく、5 年後の経営者の表情まで想像します。
神戸を本拠地にしている理由は?
代表 富田 翔の出身地であり、創業の地が神戸です。

東京・大阪のような大都市ではない神戸という地に本拠を置くことで、流行や派手な提案に流されず、依頼主の事業を「長く、強く、信頼で広げる」ことだけに集中できる環境を保っています。
お電話 無料相談
0120-129-333 無料相談する